1.フイゴ
フイゴ「ふきがわ(吹革)」から転じた「ふいごう」の転
「金属の精錬・加工に用いる火をおこすための送風器。獣皮を縫い合わせた革袋などに始まり、次第に改良された。気密性の箱の中のピストンを往復させて風を送り出すもの、風琴に似た構造をもつものなどがある。足で踏む大型のものは踏鞴(たたら)と呼ばれる。ふき。ふきがわ。」(大辞林)
また、人は、火を食料の調理に使った。その場合も、フイゴで酸素を送ることで、火の勢いを保つことを考えた。
英語では、ジャバラをBELLOWSと呼ぶ。単複同形の名詞である。
Bellows is a device that puffs out air by compression of its collapsible sides: used for blowing fires, in pipe organs etc.(Webster)
Bellows is a hand operated air blower.
アメリカ家庭での暖炉の横には、イラストのようなBELLOWSがある。
伸縮機能を送風に使ったわけである。